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アンコウ
漢字で鮟鱇と書きます。
１０月下旬、いよいよ鍋ものが恋しくなる季節になってきました。
アンコウと言えば鍋ですね。
9月に底引き船が創業し始めるのでそのころから少しづつ入荷し始めます。
9月はまだ気温が高いのでアンコウはとても安いです。５０0円/kgぐらいで買えます。
10月になると少しづつ値段が上がってきて1０月の末（今頃）は１５００円/kgまで上がってきてます。
これが年末になると２５００/kgぐらいまで上がる年もあり、如何に鍋の需要と比例して値段が上がるかがわかります。
これが3月になるとまた値崩れし、4月にはまた５００円/kgぐらいにまで落ちます。
アンコウには7つ道具と呼ばれる部位があるんですが知っていますか？
話のネタに持っておくと、より鍋が楽しく美味しくなりますよ。
【アンコウの七つ道具】
・肝
・とも（胸びれ、尾びれ）
・ぬの（卵巣）
・柳肉（魚肉部、ほほ肉部）
・水袋（胃）
・エラ
・皮
中でも肝は、通な方ならご存知の通り「あんきも」といわれて酒の肴として最高です。
ぬの（卵巣）は小さかったので映像なし。
魚屋店長おすすめの食べ方
アンコウ鍋：しょうゆベースで食べる地域と、みそ仕立てで食べる地域があります。
どちらもおいしいのでお好みで。
鍋は皮のゼラチン質が美味しいですね。
身の方はカラ揚げで食べるのが私は好きです！！
