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マカジキ
小さいマカジキが和歌山より入荷しました。マカジキは大人になると、4メートルにもなる大型の魚です。
最近、息子が知り合いのオーナーさんの船で早朝4時からカジキ釣り大会に同行させてもらったとのこと。その日釣れはしなかったけれど、とても良い経験になったと興奮気味に話してくれて、「ビルフィッシュトーナメント」というカジキを釣って大きさを競う大会が各地で毎年開催されていることを、初めて知りました。何十隻という船舶が早朝に一斉にスタートを切る風景は壮観なんだそうです。
このマカジキもどうやって釣れたのかと想像を膨らませると、また感慨深いものです。
魚屋店長おすすめの食べ方
刺身:きれいな赤色の身で、冷凍しても劣化が少なく、非常に美味。
秋には、赤い身からオレンジ色の脂の乗った身に変わり、「クロマグロに優る」とも言われるマカジキが現れます。
このカジキは子供なので味は普通でした。
カジキの豆知識
魚屋店長
あまり知られていませんが、一口ににカジキと言っても種類があるんですよ。
大きく分けてマカジキ科とメカジキ科の2種類。魚体の外観、身の感じも、何もかもが違うんです。
また、カジキマグロと言われますが、マグロとは違う種類なんです。ん〜ややこしい。
順にご紹介しますので、ぜひ知っておいて下さいね。
マカジキ科
- マカジキ・・・カジキの中では一番美味いとされ、刺身で食されます。
- バショウカジキ・・・安いフライ・ムニエル用
- シロカジキ(シロカワ)・・・安いフライ・ムニエル用
- クロカジキ(クロカワ)・・・安いフライ・ムニエル用
- フウライカジキ
メカジキ科
- メカジキ・・・高いフライ・ムニエル用。脂があって、刺身はビンチョウマグロのトロのようです。
最近は脂のある「メカジキ」のほうが人気が上がってきているようです。
【バショウカジキ】
バショウカジキ
バショウカジキは、カジキの中で評価が低く、値段の安い魚です。
身に筋が多いせいでしょうか。
しかし味...