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ネブト
標準和名は テンジクダイ。
沿岸の浅い砂泥底に生息し、底びき網などで漁獲されます。
産卵期は7~9月で、オスは口の中で卵を守る習性があり、卵がふ化するまで一切餌をとらずに保護します。
魚屋店長おすすめの食べ方
小型で骨っぽいため、この魚を知らないお客様はまず買ってくれません。(;´д`)トホホ
ですが大阪の南の方でよく食されているようで、知っている方は「これ美味しいなあ」といってすぐ購入されます!価格も非常に安い魚です。
カラ揚げが一番。硬いところがあるので、頭は取った方が無難です。
地方によっては、つぶして団子にして、味噌汁に入れたり、天ぷらにするそうです。
片栗粉をまぶしカラっと揚げて三杯酢に浸した南蛮漬けも良さそうですね。
店長のつぶやき
酔いが回っているお客様に「この魚の仲間は何や?」と聞かれ、すぐに答えられず調べてきますと申し上げると、「何で知らんもん売っとんねん!!」と激怒されました。それで調べてみると「ネンブツダイ」が仲間でした。
この魚、私も釣りに行ったらしょっちゅうかかってしまう「外道」です。
でも美味しいので頂いています。