【シマイサキ】

シマイサキ

鳥取境港から入荷しました。

魚屋ではあまり見かけることがない魚のひとつですね。
市場でもどちらかというと雑魚扱いで価格も安いです。

イサキ・・・と名が付いているので、あのイサキの仲間と思われがちですが、「シマイサキ科」に属しており種類が違います。※イサキは「イサキ科」です。

私の個人的な感覚では、磯や沖合の波の荒い所にいるイメージですが、汽水域や川の水が流れ込む湾内、河口付近に多く生息しているようです。

よってチヌやスズキのように水の汚れで身に匂いの付くものがいます。
（都会の汚れた海域にいる魚はたまに強烈なにおいを発するものがいます）

魚屋店長おすすめの食べ方

きれいな海域のものなら刺身や洗いがよく合う魚です。
旬はイサキとおなじ初夏に脂がのります。
ですから今まさに脂をしっかりまとっている（もしくはすでに卵をしっかり抱いている）状態です。

その他の食べ方はイサキ同様、煮つけやムニエル、ポワレなどです。