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セコガニ(勢子蟹)
セコガニとは、「ズワイガニ(松葉ガニ)の雌(メス)」のことを言います。
地方により色々な呼び名があり、「セコガニ」「コウバコ(香箱)」「コッペガニ」「セイコ」「親ガニ」などと呼ばれています。
セコガニの特徴
雄の松葉ガニよりかなり小さい
甲羅の幅が7~8cm程で成熟して産卵するため、脱皮をしなくなります。(一方、雄は脱皮し続けどんどん大きくなります)小さくても大人です。
外子(ソトコ)と内子(ウチコ)がある
「外子」とはお腹に溢れるように抱いている卵のことで、卵の成長度合いによってオレンジ色やエンジ色の物があります。食感はプチプチとしています。
「内子」はお腹の中にある卵巣のことで、オレンジ色をした固まりになっていて、独特の風味があります。
魚屋店長おすすめの食べ方
代表的な食べ方はやはり、塩ゆで。
- 腹を上に向けて、海水ぐらいの塩水(3%)で「水」から茹でる。(※沸騰してから入れると足がすべて外れます!)
- 沸騰したら、中火で10分から15分茹でる。
- 茹で時間が短いと、内子が固まっていなかったり、時間が経ったときに真っ黒になったりと、いいことはありませんので注意しましょう。
- 茹でるのに自信がない方は、湯がいてあるものを購入しましょう。
- 茹で上がったら、腹を下にしてザルに上げ、冷めたら出来上がり。
その他のお勧めの食べ方は 味噌汁です!
- 生セコガニ(活のまま)を半分に割る。
- 足には、縦に包丁を入れる。
- 出汁に入れて、約10分程中火で茹でる。
- 市販の味噌を加える。
セコガニのコクが出て最高に美味しいお味噌汁の完成です。